2006年4月27日の中国外交部秦剛・報道官の定例記者会見
2006-04-28 00:00
2006年4月27日の中国外交部秦剛・報道官の定例記者会見のうち、日本関係の一問一答は次の通り。
問 自民党の山崎拓前副総裁は先の呉邦国全国人民代表大会(全人代)常務委員長との会見で、東海での中日間の偶発的軍事摩擦を回避するため、両国間に軍事危機管理システムをつくる必要があると表明したが、中国はこの提案をどう受け止めるか。
答 中日双方は地域の安全と安定を守る面で利益を共にしている。双方は対話と協議を通じて、両国間の関心事と問題を適切に解決し、幅広い分野での交流と対話を進めるべきだ。具体的提案については、中国の関係当局が検討するだろう。
問 胡錦涛主席の先の訪米で、中日関係の問題が話し合われたのか。双方はどのような立場を表明したのか。
答 胡錦涛主席が今回の訪米でブッシュ大統領はじめ米国指導者と会談した状況についてはその都度発表しており、私としてはこれ以上補充することはない。
問 胡錦涛主席の訪米の際、中日関係の問題が話し合われたのか。
答 会談の内容については、やはりわれわれが発表したニュースを見るよう提案したい。
来月1日から7日まで中国は長期休暇に入る。慣例により、来月2日火曜日と4日木曜日の定例記者会見を休みとし、9日火曜日から再開する。