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22006年6月20日の中国外交部姜瑜・報道官の定例記者会見
2006-06-28 00:00

  

  2006年6月20日の中国外交部姜瑜・報道官の定例記者会見のうち、日本関係などの一問一答は次の通り。

 問 朝鮮は最近、長距離ミサイルを発射しようとしているが、中国のコメントは。ライス米国務長官は試射されれば非常に重大な事態になり、挑発行為だと述べたが、中国はこの見方に賛成するか。

 答 中国は朝鮮がミサイルを試射するかもしれないとの報道に留意している。私は具体的状況については知らない。現在の情勢下で、われわれは関係各国が情勢の緩和に有益で、地域の平和と安定に有益なことを少しでも多く行うよう希望している。

 問 中国はライス長官の発言に同意するのか。

 答 中国は一貫して朝鮮半島の平和と安定の維持に力を尽くしている。朝鮮半島および北東アジア地域の永続的平和と安定の維持は各国の共通の利益にかなうもので、この目標を達成するため、各国と共に努力したい。

 問 米日と朝鮮の間のこうした緊張は6カ国協議に影響を与えるだろうか。

 答 6カ国協議は現在、いくつかの困難に直面している。中国は各国が実務的かつ柔軟な姿勢をとり、同じ方向を向かって進み、信頼を増進するようなことを少しでも多く行い、6カ国協議の早期再開を促すとともに、進展を収めるよう希望している。

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