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G7サミットが中国関連議題を誇張、中国は日本に「厳正な申し入れ」
2023-05-23 08:40

外交部(外務省)の孫衛東副部長は21日、日本の垂秀夫駐中国大使を呼び出し、G7広島サミットが中国関連の議題を誇張していたことに厳正な申し入れを行った。

孫副部長は、「日本はG7輪番議長国として、G7広島サミットの一連の活動及び共同声明の中で関係国とともに中国を中傷し、中国の内政に乱暴に干渉し、国際法の基本的原則と中日間の4つの政治文書の精神に背き、中国の主権と安全、発展の利益を損ねた。中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する」とした。

孫副部長は、「台湾問題は中国の核心的利益中の核心であり、中日関係の政治的基礎にかかわるものであり、最も越えてはならないレッドラインだ。香港特別行政区、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、西蔵(チベット)自治区にかかわる問題は完全に中国の内政であり、いかなる外部勢力であれ、あれこれ言ったり、むやみに干渉したりすることは決して許されない。現在、東中国海と南中国海の情勢は全般的に安定していて、いわゆる『力による現状変更』という悪意ある誇張は事実に反する。中国は互恵とウィンウィンの開放戦略を断固として実行しており、『経済脅迫』や『債務の罠』といったレッテルを中国に貼ることはできない」と強調した。


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