6月22日、劉亜明駐札幌総領事は北海道経済産業局の池山成俊局長と会見した。

　劉亜明総領事は、「中日国交正常化から50年来、両国間各分野の交流と協力は著しい発展を遂げ、コロナ前の人的往来は毎年1200万人に達し、昨年の二国間貿易額は3700億ドル以上の史上最高を記録し、両国人民に大きな利益をもたらした。中国側は日本各界と共に、人文、経済貿易など各分野の交流と協力を絶えず深化させ、互恵とウィンウィンを図り、新時代の要求に合致する中日関係の構築を共同で推進したい。北海道は観光、物産資源が豊富で、北海道のより多くの企業が中国と貿易投資協力を展開することを歓迎する」と表明した。

　池山成俊氏は劉亜明総領事の訪問に感謝し、「中国は日本の重要な経済貿易パートナー」と述べた。昨年、日本の農林水産物の輸出額は初めて1兆円を突破し、中国は最大の輸出相手国だった。日本の関連企業、特に北海道の水産物、乳製品、菓子生産企業は中国市場を非常に重視している。コロナ前、北海道の外国人観光客の4分の1が中国から来た。コロナが一日早く収束し、人員交流と物流輸送が円滑に回復し、双方の観光、経済貿易協力がさらに深まることを期待している。