７月25日、劉亜明駐札幌総領事は岩見沢市を訪問し、松野哲岩見沢市長と会見した。

　劉亜明総領事は以下のように表明した。岩見沢市は交通の利便性が高く、自然環境が美しく、農産物が豊かで、長期にわたる中国に対する友好交流の伝統を有しています。岩見沢市出身の原正市先生は1982年から20年間絶え間なく中国各地で稲作技術を指導し、中国全土における米の数倍の増産を実現し、中国の米の増産及び中日関係の発展に卓越した貢献をされた。中日両国は2000年以上有効往来の歴史を有し、「切っても切れない」パートナーである。今年は中日国交正常化５０周年である。これは両国関係史上の重要な一里塚であり、歴史の新たなスタートでもある。国際情勢の影響を受けて、中日関係も複雑な局面及び様々な試練に直面している。「ポストコロナ」に向けて、双方が引き続き地方及び民間の友好交流・協力を幅広く展開し、両国民の相互理解と友情を増進し、さらなるハイレベルな互恵・ウインウイン関係を実現し、新時代の要請に合致する中日関係を構築するために努力していくよう希望している。

　松野哲市長は劉亜明総領事の訪問を感謝し、次のように表明した。曾て原正市先生と交流のチャンスを得られ、先生の中国に対する友好的感情及びお人柄に深く感動した。岩見沢市の日中友好団体は長期にわたり農業交流、青少年交流など中国に対する友好交流・協力を展開している。コロナ収束後、訪中のチャンスを得て、更に交流を深め、両国友好関係の絶えざる発展を推進するよう期待している。