8月4日、劉亜明駐札幌総領事が釧路市を訪問し、蝦名大也市長と会見した。松永征明釧路市議長らが会見に参加した。

  劉亜明総領事は次のように述べた。釧路市は歴史が古く、景色が美しく、北海道の重要な港町であり、北極航路で北米と欧州を結ぶ国際港でもあると。長年にわたり、中国と炭鉱採掘や安全生産技術研修、物流、観光旅行などで協力を展開してきた。釧路が港湾と自然環境の優位性を発揮し、「一帯一路」国際協力の中で役割を発揮し、中国との人的交流と経済貿易協力をさらに拡大することを期待している。中日両国は引っ越しできない隣国である。双方が相互理解と友好交流をさらに促進し、より高いレベルの互恵・ウィンウィン関係を実現し、新しい時代にふさわしい中日関係を構築するために共に努力することを希望する。

  蝦名大也市長は劉亜明総領事の来訪に感謝し、次のように述べた。釧路港は北極航路上の重要な物流港であり、中国の穀物飼料は釧路港から北海道に入ることが多い。釧路炭鉱は生産技術が進んでおり、長期にわたり中国の技術研修員を受け入れている。釧路は自然環境が美しく、日本最大の湿原を有し、観光資源が豊富である。今後双方は物流面だけでなく、人員や観光面でより幅広い協力を展開していきたい。