8月31日，劉亜明駐札幌総領事は北海道日本香港協会及び香港貿易発展局共同主催の香港特別行政区設立25周年記念昼食講演会に出席し、挨拶をした。小玉俊宏北海道副知事、町田隆敏札幌市副市長、石水創北海道日本香港協会会長、歐慧心香港特別行政区駐東京経済貿易代表処首席代表（代理）、游紹斌香港貿易発展局日本首席代表が出席し、挨拶した。

　劉亜明総領事は以下のように表明した。香港特別行政区の祖国復帰２５年来、香港は特区政府と社会各界の共同努力のもと、「香港人による香港統治」及び高度な自治を実行し、祖国大陸との優位性相互補完並びに共同の発展を実現し、国際的大都市として活気に溢れている。事実が証明したように、「一国二制度」は国家や民族及び香港の根本的利益に合致し、１４億余りの祖国人民に支持され、香港の市民に擁護され、国際社会からも広く賛同を得て、長期的に堅持しなければならない。香港は今、安定から繁栄への新たな発展段階に入っており、第１４次５カ年計画や広東・香港・マカオグレーターベイエリア、「一帯一路」などの国家戦略が香港の発展をさらに後押ししている。

　北海道は美しい自然及び豊かな資源に恵まれ、農水産物、スイーツ・乳製品・ワインなどの食材・食品が注目を集め、香港をはじめとする中国人観光客や投資者を魅了している。中日国交正常化５０周年という節目をきかっけとし、中日経済貿易協力の「バラスト」と「推進器」の役割を十分に発揮し、幅広い且つ緊密な交流・協力を展開し、より高い水準の互恵ウィンウィン協力の実現に努め、新時代の要請に合致する中日関係を構築することに努力していくよう希望している。