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駐札幌総領事館 中華人民共和国成立73周年及び中日国交正常化50周年祝賀レセプションを開催
2022-10-04 22:25

 9月30日、駐札幌総領事館は中華人民共和国成立73周年及び中日国交正常化50周年祝賀レセプションを開催した。浦本元人北海道副知事、市橋修治北海道議会副議長、町田隆敏札幌市副市長、細川正人札幌市議会議長、青木雅典北海道日中友好協会会長、衆議院議員稲津久、荒井優、高木宏壽、道下大樹など、管轄地域の政治界、経済界、文化界、友好団体、医療・教育機構、主流のメディア、華僑華人、各国駐札幌領事機構など約260人が出席した。

 劉亜明総領事は新中国成立73年以来の輝かしい成果を振り返り、以下のように表明した。中国共産党の力強い指導のもと、中国各民族の人民は心を一つにし、刻苦奮闘し、一つ目の百年奮闘目標を達成し、絶対的貧困問題を歴史的に解決した。我々は改革開放を深化させ、新たな発展段階に立脚し、新たな発展の構造を加速し、質の高い発展を推進しておる。質の高い「一帯一路」共同建設を着実に推進し、各科学技術イノベーション分野において新たな突破を実現し、人民の生活水準を着実に向上させ、「シンプル・安全・素晴らしい」北京冬季オリンピック・パラリンピックを成功させた。人民の獲得感、幸福感が高まっている。新型コロナウイルス感染症蔓延のこの三年来、我々は「人民至上、生命至上」を堅持し、科学的且つ精確な感染対策をとり、感染症対策と経済社会の発展を統合的に推進し、多重な挑戦に力強く対応した。今年の秋には、中国共産党第20回全国代表大会の開催を迎える。中国人民は社会主義現代化強国の全面的建設という新たな道のりで着実かつ堅実な歩みを踏み出している。

 劉亜明総領事は以下のように指摘した。現在、100年に一度の変化と世紀の感染症が重なった揺さぶりが続き、世界は新たな激動・変革期を迎えている。人類にとってどんな時代よりも協力が求められている。中国は長年にわたり、自主独立の平和外交政策を遂行し、平和、発展、公平、正義、民主、自由という人類共通の価値観を堅持し、新型国際関係の構築及び人類運命共同体の構築を推進した。我々は各種の保護主義や孤立主義に反対し、自由、公平、非差別的な多角的貿易体制を揺ぎなく守る。中国は終始世界平和の建設者、グローバルな発展の貢献者、国際秩序の擁護者であり、世界中のすべての進歩的な力と手を携え、共にチャレンジに対応し、人類の平和と発展という崇高な事業にたゆまず努力していく。

 劉亜明総領事は以下のように表明した。中華人民共和国成立以来の歴史は、中日両国関係が絶えずに発展してきた歴史でもある。今年は中日国交正常化50周年である。50年前、両国の指導者は非凡な智慧と勇気を以て、相互尊重、小異を残し大同につくという精神に基づき、国交正常化の重大な決断を下し、平和・友好・協力の新しいページを開いた。この50年来、両国各界の努力のもとで、各分野における交流・協力が飛躍的成長を成し遂げた。両国民に巨大な利益をもたらしたのみならず、地域並びに世界の安定と繁栄に重要な役割を果たしている。

 劉亜明総領事は以下のように強調した。中日友好の基盤は民間にある。北海道と東北三県は美しい自然と豊富な物産に恵まれ、中国の観光客を魅了している。各界の友人は様々な分野において中国との交流・連携を絶えず深め、二国間関係の安定的発展に大いに寄与してきた。新時代に向けて、双方が新しい時代の要請に合致する中日関係を築くという両国指導者の達成した政治的コンセンサスを両国社会の普遍的共通認識と実際の行動に移し、中日の四つの政治文書及び四項目の原則的共通認識を基本とし、初心を忘れず、友好の使命を心に刻み、相違点を適切にコントロールし、人的交流を深め、前向きな社会と民意の土台を築き、より高い水準の互恵ウィンウィン協力の実現に努め、より成熟し・安定した中日関係を次の50年につなげていかなければならない。

 浦本元人北海道副知事、市橋修治北海道議会副議長は祝辞において以下のように表明した。1972年、国交正常化を祝うために、日本は中国に北海道の桜を贈り、両国平和・友好のシンボルとなっている。北海道は1986年に黒竜江省と友好関係を締結して以来、相互訪問、経済・貿易交流、交流員派遣などの友好交流を積極的に行い、両国民友好往来の重要性を実感する。国交正常化50周年をきっかけとし、人的交流を深め、友情の花を末永く咲かせる。

 

 町田隆敏札幌市副市長と細川正人札幌市議会議長は祝辞において以下のように表明した。札幌市は1980年に瀋陽市と友好関係を締結して以来、各分野、各レベルの交流・協力が実り、感染症蔓延中においても盛んに展開している。「チャイナフェスティバル2022札幌」は札幌市に開催される予定であり、両国民の相互信頼の増進と両国友好関係の発展につなげると希望している。

 

 青木雅典北海道日中友好協会会長は祝辞において国交正常化の歴史を振り返り、以下のように表明した。北海道日中友好協会は国交正常化以前に設立し、長期にわたり日中友好の力を育て、各分野における対中交流・協力を積極的に展開している。50年来、両国関係は嵐の中に前進している。日本各界が正確且つ客観的に中国を認識し、さらに多くの青少年が日中友好事業に新たな貢献をしていくよう希望している。

 管轄地域の各界の友人及び多数の衆議院、参議院議員合わせて30名以上に祝電をもらい、青森県・岩手県・秋田県知事に祝辞をもらい、中華人民共和国成立73周年及び日中国交正常化50周年を熱烈に祝い、中国発展の偉大なる成果に高く評価し、両国関係の発展に美しいきたいを寄せた。

 レセプションに中国発展の成果及び中日友好のビデオを流し、中国芸術家が素晴らしい馬頭琴と二胡の演奏をし、来賓の熱烈な拍手が沸き起こった。「北海道新聞」、「財界札幌」、北海道放送などの管轄地域の主要なメディアがレセプションに取材をした。


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