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駐札幌総領事館代理総領事夏少傑 苫小牧日中友好促進協会懇親会に出席・講話
2023-05-12 10:14

 5月11日,駐札幌総領事館代理総領事夏少傑は苫小牧日中友好促進協会懇親会に出席し、講話をした。中国新時代における発展の成果を全面的紹介し、中国式現代かの深い内包を説明し、「中日平和友好条約」締結45周年を巡り新時代に向ける中日関係の発展の未来図を展望した。

 夏代理総領事は以下のように表明した。去年中国共産党第二十次全国代表大会が勝利を収め、新時代における中国発展の遠大な青写真を描き、社会主義現代化国家の新たな道のりをスタートした。過去五年において、中国は新型コロナウイルス感染症パンデミック、国内経済下振れなど多重な試練を乗り越え、経済社会の発展に巨大な成果を成し遂げた。

 我々は中国式現代化を推進し広げた。これは中国共産党の指導のもとでの社会主義現代化であり、各国現代化の共通した特徴を持ちながら、自分の国情に基づいた中国の特色を有している。これは「現代化=西洋化」という誤解を打ち破り、現代化のもうひとつの光景を示した。中国は中国共産党第二十次全国代表大会で描かれた青写真に沿って、中国式現代化を以て中華民族の偉大なる復興を推進し、中日関係および二国間実務的協力に新たなチャンスをもたらしている。

 夏代理総領事は以下のように述べた。現在、世界の百年に一度の変局が加速し、すべての国々が積極的に行動し、手を携えて対応すべきである。中国は終始平和・発展・協力・ウインウインの旗を高く掲げ、断固として独立自主の平和的外交政策を実行し、平和共存五原則のもとで各国と友好協力を展開し、互恵・ウインウインの開放の戦略を実行し、人類運命共同体の構築を推進する。中国は絶えず中国式現代化の新たな成果を以て世界各国に新たなチャンスと選択肢を提供している。終始世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の擁護者である。我々は世界各国と手を携えて、各自の正当な利益と発展の権利を守り、真の多国間主義と国際公正と正義を守り、国連を中心とした国際システムを擁護しようとする。日本が地域と世界の重要な位置員として世界各国の人類運命共同体構築のパートナーになっていただくよう真摯に希望している。

 夏代理総領事は以下のように指摘した。平和共存、友好協力は中日関係の唯一の正しい選択肢である。これは半世紀を歩んできた両国関係の道程からの深刻な教えである。現在、中日関係は肝心な段階にあり、両国関係は新たなチャンスを持ちながら、たくさんの複雑な試練にも直面している。外部の環境が如何に変化としても、終始中日の四つの政治文章の精神を守り、特に「中日平和友好条約」締結45周年をきっかけとし、ともに条約の精神を振り返り、両国指導者の重要なコンセンサスに導かれ、「互いにパートナであり、互いに脅威とならない」という政治的コンセンサスを実行し、対話・協力を強め、分岐点を適切にコントロールし、両国関係の正しい方向を把握し、ともに新時代の要請に合致する中日関係を構築し、地域と世界の平和・安定に貢献をしていくべきである。青少年は中日漏刻の未来を背負っている。両国の若い世代が友達とパートナーになると信じている。これは中日関係の良好的発展につながっている。

 夏代理総領事は苫小牧日中友好促進協会の貢献を高く評価し、次のように述べた。協会が友好の伝統を発揚し、積極的に各分野における人的交流事業を展開し、民心が相通じるように促し、さらにハイレベルな互恵・ウインウインを実現し、中日関係の健全的且つ安定的の発展にお力添えをいただくよう希望している。遠藤連元北海道議会議長・元苫小牧日中友好促進協会会長は挨拶をし、夏代理総領事の講話に感謝を表し、以下のように述べた。北海道議会議長在任の期間においてちょうど北海道・黒竜江省友情関係締結35周年に際し、訪中団を率いて中国を訪問した。自分はプライベートで中国を訪問したことがあり、自分の目で中国の飛躍的な発展を感じた。コロナ政策が緩和された後、早く苫小牧と中国各地の友好往来を回復し、二国間実務的協力を新たな段階へ推進し、両国関係の健全的且つ安定的発展に力を貢献するよう希望している。

 会合後、夏代理総領事は岩倉博文苫小牧市長、苫小牧市経済界の人士と深く交流を行った。


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