4月12日、王根華総領事は北海道経済連合会藤井裕会長と会見した。

　王根華総領事は次のように述べた。北海道は自然資源や特産品が豊富で、経済、貿易、観光などの分野で中国と緊密な関係を維持している。総領事館は道経連と協力し合い、中国経済貿易代表団が道経連との交流を促進し、協力の機会を共同で模索することを期待しており、会長を初めとする道経連会員各位の訪中を歓迎している。中国は質の高い発展と産業の変革とアップグレードに取り組んでおり、経済発展に将来性を持っている。中国は「一帯一路」国際協力構想を提唱しており、インフラ建設などの分野で近隣諸国と積極的に協力事業を展開しており、中国企業と北海道企業の事業連携について、引き続き道経連と交流して、推進していくと考える。

　藤井会長は王総領事の訪問に感謝し、中国経済貿易代表団と意思疎通を図り、協力の機会を模索する意向を表明した。インフラ建設における協力については、主に各分野の企業が独自判断することになるが、まずは連絡ルートを確立し、それぞれの考えを交流することが重要である。総領事館と常に意見交換する考えを表明した。

　北海道経済連合会は、地域経済発展のため、北海道において経済活動を展開している有力企業、団体等約500社の会員で構成する総合経済団体です。