王根華総領事 2024年度小樽日中友好協会交流会に出席
2024-06-03 11:03
5月26日、王根華総領事は、2024年度小樽日中友好協会交流会に出席した。秋野治郎小樽日中友好協会会長、佐々木政文北海道日中友好協会理事長と協会会員の計約30名が参加した。
王総領事は挨拶の中で、同協会が小樽市と中国地域との交流促進に積極的に果たした役割を高く評価し、以下のように述べた。小樽市は観光資源が豊富であり、有名な映画「ラブレター」の主なロケ地でもあり、多くの中国人観光客を魅了している。一方、小樽市は港湾都市としてかつて北海道の経済の中心地であり、大型クルーズターミナルの建設が完了し、中国クルーズ船の来航を期待している。現在、両国の指導者は中日文化交流と経済貿易協力を重視しており、両国国民も友好関係の強固な基盤を築いている。当協会が友好の伝統を継承し、より一層の人的・文化的交流活動を積極的に実施し、人と人の絆を促進することが期待される。
秋野会長と佐々木理事長は挨拶の中で以下のように述べた。中国と日本は一衣帯水で隔てられており、長い友好交流の歴史がある。今日、両国が直面する課題は数多くあり、民間の力を積極的に活用し、人的・文化的交流を強化し、相互理解を促進することが一層重要となっている。 一つの中国原則は、両国間の外交関係樹立と友好関係の発展の出発点であり基礎であり、我々は今後もこの原則の遵守に基づき、様々な分野での活動を行っていく。
小樽日中友好協会は1966年に設立され、2007年に活動を休止したが、2009年に再設立された。