王根華総領事 日中友好慰霊碑除幕式に出席
2024-10-14 08:29
王根華総領事は、このほど、北海道美唄市で行われた「日中友好平和不戦碑」の除幕式に出席した。中国人権発展基金会、地元の日中友好協会、中国人殉难者の遺族42人、華僑、留学生らの代表が出席した。
王総領事は挨拶の中で、殉難した中国人労働者に深い哀悼の意を表し、遺族にお見舞いをし、強制連行事件に対する賠償訴訟の提起と慰霊碑設立への努力に対して感謝の意を表した。王総領事は、歴史を忘れてはならず、悲劇を繰り返してはならないと述べ、この記念碑がより多くの人々にこの時代の歴史を知ってもらい、苦労して勝ち取った平和を継続する努力をするよう願った。
日本側の出席者は記念碑建立の背景や紆余曲折を紹介し、殉難した労働者に深い哀悼の意を表し、日本各界、特に若者が歴史を忘れず、二度と戦争を行わないとの決心を堅持してほしいと願った。
1931年から1945年までの日本の中国侵略戦争中、三菱鉱山は北海道の5つの場所に1,637人の労働者を強制 労働させ、合計357人の労働者が命を失った。関連する慰霊碑は全国に5カ所あり、北海道の慰霊碑は最後であり、亡くなった労働者全員の名前が刻まれている。
北海道新聞などのメディアが慰霊祭を報道した。