夏少杰副総領事 室蘭市第32回「10.9中国人殉難烈士慰霊の集い」に出席
2024-10-08 19:46
10月6日、夏少杰副総領事が室蘭市で行われた第32回「10.9中国人殉難烈士慰霊の集い」に出席しました。室蘭市長、中国人殉難者全道慰霊祭事務局、撫順の奇跡を受け継ぐ会、日中友好協会、室蘭工業大学中国留学生代表などが出席し、室蘭市議会議長から追悼のメッセージが寄せられた。
夏副総領事は挨拶の中で、犠牲となった中国人労働者に深い哀悼の意を表し、毎年慰霊祭を開催している実行委員会に感謝の意を示した。また、日本側が歴史を鑑とし、未来を切り開き、平和を破壊するあらゆる言動に断固反対し、両国関係の改善と発展に一層努力することを希望した。
日方人士は挨拶の中で、犠牲となった労働者に対して深い哀悼の意を表し、過去の歴史を深く反省した。そして、両国関係の改善と発展を引き続き推進し、室蘭市と山東省日照市の友好都市関係を強化し、双方の人的交流を促進することを表明した。
日本の侵華戦争中、1852名の中国人労働者が北海道室蘭市に強制連行され、荷役などの仕事に従事させられた。そのうち564人が過酷な強制労働と虐待により尊い命を失った。