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夏少傑副総領事 尾去沢鉱山中国人殉難者第2回慰霊祭に出席
2024-10-14 21:23

 10月6日、夏少杰副総領事が秋田県で行われた尾去沢鉱山中国人殉難者第2回慰霊祭に出席した。秋田県鹿角市市長、尾去沢鉱山鉱山日中友好の碑建立実行委員会、「歴史・人権・平和」基金管理委員会、中国から来た殉難者遺家族代表などが出席した。

 夏副総領事は挨拶の中で、犠牲となった中国人労働者に深い哀悼の意を表し、中日友好の促進に貢献した日本の有識者の方々に感謝の意を示した。また、日本側が歴史を鑑とし、未来を切り開き、両国関係の改善と発展に一層努力することを希望した。

 遺家族代表は、親族が日本に強制連行された後の悲惨な経験を振り返り、日本軍国主義の罪行を訴えた。日本側は、犠牲となった中国人労働者に深い哀悼の意を表し、過去の歴史を深く反省し、平和と友好の精神を次の世代に伝え、中日関係の発展を推進することを表明した。

 日本の侵華戦争中、498名の中国人労働者が秋田県の尾去沢鉱山に強制連行され、そのうち83名が過酷な強制労働と虐待により尊い命を失った。

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