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王根華総領事 第42回全日本中国語スピーチコンテスト 北海道大会に出席
2024-10-17 09:54

10月12日、王根華総領事が第42回全日本中国語スピーチコンテスト北海道大会に出席した。北海道地域の大学生と高校生、一般市民の20人が参加した。

王根華総領事は選手たちに良い成績を取るよう励まし、中国は四大文明古国の一つであり、世界で最も活気のある国である。中国語は最も古い言語であり、現在学習者数の一番多い外国語の一つである。選手の皆さんは中国語を勉強し続け、中日文化交流と平和友好のために力を尽くしてほしいと話した。

17歳の高校生の選手は、スピーチの中で唐詩を詠み、80歳になられる方は、長い間『史記』を勉強し続けるなど、中国の深い歴史に興味を示した。

コンテストは北海道日中友好協会が主催し、城木信隆会長らが出席した。

王根華総領事挨拶原文:

審査員の皆様、参加者の皆様、来賓の皆様:

こんにちは!

本日は2024年度全日本中国語スピーチコンテスト北海道大会に出席することができ、誠に嬉しく思っております。今回のコンテストは北海道日中友好協会、札幌日中友好協会の多大な協力をいただきました。この場をお借りしまして、城木信隆会長、大島薫副会長、佐々木政文理事長に心から感謝の意を表します。

言語は文明対話の架け橋であり、中国語と日本語は奇妙な縁があります。参加者の皆さんは中国語を熱心に勉強し、今日のコンテストに参加したことは、皆様の中国文化に対する関心、中日交流に対しての深い理解を表しています。この場を借りまして、敬意を表します。

参加者たちのスピーチ内容の見て、とても面白いと思いました。ある選手は、中国語を学ぶようになったのは、中国の古代の詩をもっと読みたく、詩人の感情を味わい、その精神力を吸収したいからだと言ったいます。私も彼と同じです。私は海外に常駐する時は、3冊の本を持って行きます。唐詩300首、宋詞300首、古文観止という本です。中国の歴史文化は世界で最も豊富で、私に力を与えてくれます。

今回の参加者の中には80歳になる方もいらっしゃいます。彼は中国語を勉強し続け、友人とよく『史記』を勉強しているそうです。『史記』は中国文化の中で独特な地位を占めており、魯迅はこれを「歴史の絶唱、文学の離騒」と言いました。私も『史記』を読むのが好きです。機会があれば彼と一緒に『史記』の心得を交流したいです。そして私も頑張って日本語を勉強しようと思います。

また、ある参加者は、日本語にも漢字はあるが、中国語には声調の変化があり、学びにくいと言っています。実は、声調にそんなに気にしなくても大丈夫だと思います。文脈をわかればイントネーションがそんなに正確でなくても、理解することができます。外国人として中国語を話すということは、たとえ声調が間違っていても、中国人は理解します。また、多くの日本語と中国語の発音は似ています。例えば、病院、銀行、空港、野菜、両親、兄弟、姉妹などです。発音が近いので、私はこれらの言葉は簡単に覚えられます。中国語を勉強するのも同じでしょう。

またある参加者は、中国に行ったことがあるので、もっと中国語を勉強したくなったと言っています。つまり、言語を学ぶには環境の刺激が必要です。だから、暇があればもっと中国へ旅行に行くことをお勧めします。中国に行くのがそんなに便利ではないと思ったら、札幌大学孔子学院の中国語の授業を受け、先生や学生たちとおしゃべりをすることもお勧めです。また、北海道にも多くの中国人がいます。彼らと友達になって、一緒に食事をしながら、中国語をもたくさん練習しましょう。

皆さん、中国は四大文明古国の一つであり、最も活気のある国です。中国語は最も古い言語であり、現在学習者数が最も多い外国語の一つでもあります。私は参加者の皆さんが中国語勉強を続け、良い成績を上げ、中日文化交流と友好平和のために力を尽くすことを希望しております!

この機会をお借りしまして、北海道地区で中国語の教育に従事し、中国文化を伝授している先生方とボランティアの方々の努力に感謝し、各界の方々の多大な支持に感謝の意を表します!

参加者の皆様、頑張ってください。

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