11月27日から29日にかけて、王根華総領事は岩手県を訪問し、達増拓也岩手県知事と会談した。

　王総領事は、中日両国の指導者がこの間ペルーのリマで初会談を行い、両国関係の健全な発展の方向性を示したことを述べ、岩手県は長年にわたり中国の遼寧省や雲南省と友好関係を維持しており、今後も緊密な交流と協力を続けていくことを希望している。また、王総領事は上海-岩手直行便の再開を祝った。

　達増知事は王総領事の訪問を歓迎し、今年二回の訪中経験は深く印象に残り、中国の急速な発展に驚いたと述べた。さらに、中国側が日本へのビザ免除政策を再開したことを機に、より多くの中国人観光客を岩手に誘致したいと考えている。

　王総領事はまた、盛岡市長の内舘茂氏、金ケ崎町長の高橋寛寿氏、岩手日報社長の川村公司氏、岩手県日中友好協会、中国人会などとも座談交流を行った。