8月4日、劉亜明駐札幌総領事が釧路市を訪問し、釧路商工会議所栗林定正会頭と会見した。釧路商工会議所川村修一専務理事が同席した。

  劉亜明総領事は次のように述べた。中日両国の経済は相互補完性が強く、国交正常化50年来、経済貿易交流が大きく発展し、昨年の両国間貿易額は3700億ドル以上に達した。釧路は北海道の重要な港町で、景色が美しく、過ごしやすい気候に恵まれている。長年にわたり、中国と炭鉱生産技術、物流、観光などの面で協力を展開してきた。釧路は港と自然環境の優位性を発揮し、中国と人的交流を拡大し、経済貿易協力を深め、互恵・互利関係を実現することを望んでいる。中国は日本とともに、両国の相互理解と友好交流を促進し、新しい時代にふさわしい中日関係を構築するために努力する。

　栗林定正会頭は劉亜明総領事の訪問に感謝し、次のように述べた。北海道は地域が広く、農業、漁業が発達しており、観光資源、水産資源が豊富で、強い地域経済特徴がある。釧路は重要な港町として、中国と物流面で幅広い交流・協力を展開している。今後、中国と人的交流、観光などでさらなる協力を期待している。