8月25日、劉亜明駐札幌総領事は伊達市を訪問し、菊谷秀吉伊達市長と会見した。伊達市副市長仁木行彦らが会見に参加した。

　劉亜明総領事は以下のように表明した。伊達市は景色が美しく、農産品資源が豊富で、藍染などの手工業が発達で、世界文化遺産「北黄金貝塚」の所在地である。2010年福建省漳州市と友好都市関係を締結して以来、漳州市をはじめとする中国各地と友好交流協力を幅広く展開してきた。中日両国は2000年以上の往来の歴史を有し、引越しできない隣国である。両国各界の努力のもとで、各分野において交流・協力が盛んに展開され、長足な発展を遂げた。双方が中日国交正常化５０周年という節目をきっかけとし、人的交流を深め、地域間実務的協力を拡大し、新時代の要請に合致する中日関係の構築に努めるよう希望している。

　菊谷秀吉市長は劉亜明総領事の訪問を感謝し、次のように表明した。自分は数回にわたり中国各地を訪問し、中国の高速成長の成果を自分の目で確かめた。コロナ収束後、双方が各分野における交流・協力を深め、国民同士の相互理解及び友情を増進し、両国友好関係の絶えざる発展を促進するよう期待している。